地獄体験その1

重度の心不全おこし、入院中、自動販売機で水を買おうとしたその時、急に気持ち悪くなって、側にあった椅子にこしをかけたが、一向に心臓のドキドキがおさまらない。ナースステーションから不整脈が出たときのアラーム音が聞こえてきた。まずいな、そう思って大声で看護師に助けを求めようと立ち上がった瞬間、意識を失くし、しばらくして自分の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。次の瞬間、天井が目に入ってきた、それから医師が私に心臓マッサージをしている姿が目に入ってきた。それから数秒後、急に。呼吸が乱れだし、気を抜くと意識がなくなりそうになり、死を覚悟しながら必死に呼吸をし続けた。まさに生死をさまよい続けた出来事だった。その後、電気ショックで不整脈脈」をとめた。助かった。そう思ったが、医師がまたすぐ不整脈が起こりかもしれない、次そうなったら命の保証はない、直ちに人工呼吸の準備をはじめます。と言われ、足のふとももの付け根から何本かの管を挿入された。激痛だった。気づいたら妻が横にいた、妻に「もうだめかもしれない」そう伝え、動画で娘にメッセージを残すことにした。この体験はほんの序章にすぎない。更に地獄を味わう体験をおこしていくことになる。次回は補助人工心臓埋め込みたいけんを語ります。